CD/MDの音が大きすぎる
マイクロフォンのゲインが適切ではない
マイクロフォンのゲインが適切に設定されていないと起きる症状です
素人さんに良くありがちな状態ですが、CD/MDでカラオケを再生している場合、CD/MDのフェーダーが−4デシベルあたりまでしか上がっていない状況を見かけます。
それは、CD/MDが大きい訳ではなくマイクの音量を適切に設定していないことが原因です。
マイクロフォンの音は、CDやMDに比べて非常に小さい音です。
CDやMDの音が−20デシベルで出力されるのに対して、マイクロフォンはー60デシベルの出力になります。
ゲインを調整せずにフェーダーを上げていってユニティーレベルまで上げたとしてもマイクロフォンの音は小さいままです。
その状況で、CDやMDをユニティーまで上げるともちろんマイクの音がかき消されるのは当然なのです。
YAMAHAの卓あたりでは、CD・MDのゲインを九時から10時の間に設定し、マイクのゲインを一時頃に設定してユニティーまで上げた場合、マイクの音はCDやMDに負けない音量が出るようになるでしょう。
マイクのゲイン調整をどのようにするかを意識すれば防げるトラブルですし、機器の事を知っていればこのようなミスは起きない事になります。
使用する前に、各機器の特徴や繋ぎ方をしっかり勉強する必要があります。