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バンドオペレートチャンネルデバイダー編

今までパワードミキサー使用していてミキサーから直接スピーカーに接続して使っていました。
今回、バンド形式でオペレートをするために機材購入を考えています。
しかし、つなぎ方等が良くわかりません。といった質問を受けました。
簡単に機器選定方法などを説明できるといいかと思いページを立ち上げました。

チャンネルデバイダー

音響卓の出力音声信号を低音・中音・高音に分けてくれるチャンネルデバイダー・クロスオーバー

バンドオペレートで使われるスピーカーは音域によって別々の物を使っています。そのため音を分ける機械が必要があります。

バンドオペレートで使われるスピーカー。一本で低音から高音までを補うフルレンジスピーカーとは違い使用しているユニットの得意部分を生かし無駄な動作を省くことでクリアーな音を届けることが出来るように”低音・中音・高音の3種類もしくは低音域・中高音域に分けて出力し低音が得意なスピーカー・中高音が得意なスピーカーで鳴らすことでクリアーで無駄の少ない音だしを行っています。

その分離方法は、使用するスピーカーの周波数特性などを熟知してどの周波数でスイープしたほうが効率的なのかなどの知識が必要になります。

チャンネルデバイダーの必要性

フルレンジスピーカーの音は、低音域から中高音域までを一つのスピーカーユニットで鳴らしています。
そうすると、スピーカー効率が悪く気持ちの良い音が出せません。
周波数帯域を分けて鳴らす事で、低音・中音・高音ともに落ち着いた音で再生できるのです。
その周波数帯域を分ける仕事をしているのが”チャンネルデバイダー”です。

チャンネルデバイダーは、マルチチャンネルシステム時に使用する機器です。
音を効率的に鳴らすために、音域に合わせてパワーアンプやスピーカーを分ける必要が出てきます。
ミキサーの音を直接アンプに繋いでしまっては、折角のマルチチャンネルシステムの能力を発揮させることは出来ません。
そこで、不必要な音(例えば低音の場合、120Hz以上の必要の無い音)を削り、低音のみをスピーカーで鳴らすようにする機器がチャンネルデバイダーです。
このように音域に分けることで、パワーアンプも無理せず動く事ができ、スピーカーも余裕を持って動かせるということです。
ただし、パワーアンプは一台1000wなど多くの電力を使用する事になるので、何系統かの平行電源が必要になります。
また、高音域より低音域のほうが、パワーのあるアンプが必要になります。
ツイーターなどは、低音域の数十分の一程度のパワーで十分なのですが、間違えて低音域の音をツイーターに流すと要領オーバーになりすぐにツイーターを飛ばしてしまう事になります。

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