
パワーアンプについて
今までパワードミキサー使用していてミキサーから直接スピーカーに接続して使っていました。
今回、バンド形式でオペレートをするために機材購入を考えています。
しかし、つなぎ方等が良くわかりません。といった質問を受けました。
簡単に機器選定方法などを説明できるといいかと思いページを立ち上げました。
パワーアンプ
スピーカーで音が出るように増幅してくれる機械
スピーカーで音を出すには音声を増幅して上げる必要があります。
スピーカーから音を出すにはミキサーの出力する音声信号では音はしっかり鳴ってはくれません。
スピーカーの性能を十分に生かし音を気持ちよく出すには、そのスピーカーに適したパワーアンプを使い音声信号を増幅してあげる必要があります。
バンドオペレートで使われるメインスピーカーは低音・中音・高音と分けて別々のパワーアンプで鳴らす事が多いです。
バンドオペレートで使うメインスピーカーは、Law・Mid・Hiと音を分けて使われることが多いです。フルレンジスピーカーでも音は出せますし、問題がないと思えばそれでかまわないのです。
しかし、しっかりとバンドの音をお客様に届けるとなるとマイクと同様低音・中音・高音それぞれを鳴らすのに適したスピーカーを用意し別々のパワーアンプで鳴らす方がスピーカーにも無理が無く素直な音作りがしやすくなるのです。
モニター用アンプも忘れずに
メインスピーカー以外にモニタースピーカーも必要になります。モニター用のパワーアンプも忘れずに準備しましょう。
通常、モニター用のスピーカーは300w以上のものが多く使われます。
2chのパワーアンプで2台のモニタースピーカーを鳴らす事ができます。
台数分プラス1ch余るくらいの余裕は欲しいですね。
電源確保も忘れずに
メインスピーカー用、モニター用パワーアンプは結構容量を必要とします。余裕を持った電源確保を忘れずに行いましょう。
通常、メインスピーカー用アンプの低音域で1系統中高音用で1系統・モニター用で1から2系統の電源を必要とします。
本番中に音が出なくなった。などのトラブルを避けるためにも電源の確保は事前に行いましょう。
また、コンセントに差し込んだ電源タップはガムテープなどで養生しお客様などに抜かれないように気を配る必要があります。
電源ドラムを使用する場合は、巻き込んだまま使用すると火災の原因になります。
余ったケーブルも必ず引き出して使用するように心がけてください。
不必要に長い電源ケーブルは使用しないのがベストです。
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